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不眠症の薬理学的原因について
不眠症の「薬理学的原因」についてご説明します。
薬理学的原因とは、ご自身が服用している薬、またはカフェインやニコチン、アルコールなどによる原因という意味です。
不眠症の薬理学的原因として真っ先に挙げられるのは、コーヒーや紅茶などに含まれるカフェイン、タバコに含まれるニコチン、ビールやお酒に含まれるアルコールの摂取でしょう。
それ以外ですと、ステロイド、抗がん薬、降圧薬、ホルモン剤などの、常用している薬が元になっていることも多いです。
薬理学的原因の中で、特に注意しておかなければならないのは、やはり日常的に利用される可能性の高いニコチンやアルコール、カフェインの摂取です。
また、滋養強壮のためのドリンク剤などにも、けっこう多量のカフェインが含まれていますので、注意が必要です。
不眠症の主な薬理学的原因はニコチンなどの覚醒作用?
不眠症の「薬理学的原因」として考えられのがニコチンやカフェイン、アルコールの摂取ということは前述しましたね。
では、どうしてこれらを摂取すると「不眠症」に繋がってしまうのでしょうか?
それは、ニコチンやカフェインには「覚醒作用」があるからです。
つまり、ニコチンやカフェインが「交感神経」を活発化してしまうため、眠りに入りにくくなってしまうのです。
アルコールも同様に、交感神経を刺激する成分ですので、寝る前に摂取するのは控えた方が良いでしょう。
アルコールは飲むと眠くなることが多いため、不眠症の改善に効果的だと思う方もいらっしゃるようです。
ところが実際は、眠くなるのは一時的なものです。
カラダ自体は、飲んだアルコールを分解するために活発に働いているため眠りは浅くなり、また頻尿になって夜中に目が覚めてしまいやすいのです。
熟睡したいと思っている方が、アルコールの力だ入眠するという方法は、適切ではありません。
- 夜なかなか眠れない
- 不眠症かも知れない
- 眠ってもすぐに目が覚める
などと心配されていて、なおかつ上記のような症状に覚えのある方は、タバコやお酒の利用を控えることをオススメします。
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