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入眠困難?不眠症の症状の一つ入眠障害とは?
不眠症の症状の一つ「入眠障害」についてご説明します。
現在、不眠症に分類される症状は4種類あり、そのうちの一つが、この「入眠障害」です。
入眠障害という症状は、なかなか眠れない、眠くならないという入眠が困難になったり、「睡眠障害」を指して言われる言葉です。
ところで、入眠障害の「なかなか眠れない」とは、一体どの位の時間のことを指すのでしょうか?
入眠障害は、ベッドや布団に入って寝付くまでに30分〜1時間以上はかかると言われています。
また、夜眠れないことに対してご本人が非常に苦痛を感じている場合も入眠障害となります。
逆に、眠りにつくまでに30分以上の時間がかかっても、ご本人が苦痛を感じなければ入眠困難とは呼びません。
入眠障害は、以下の3つのようなことが原因の場合が多いです。
- 精神的ストレス
- 体温の上昇
- 睡眠リズム
精神的ストレスは、不眠症全般に関わる原因ですが、入眠障害の場合は、それに加えて体温上昇や睡眠リズムも挙げられるのです。
不眠症の一つ入眠障害の原因と改善法
入眠障害を改善するために、要因である精神的ストレスや体温の上昇を抑えたり、睡眠リズムを改善することは不可欠です。
まず、体温の上昇についてでご説明しましょう。
一般的に人間の体は、眠る際に体温が低くなると言われています。
この状態は「副交感神経」が優位に働いていて、脳も身体もリラックスが出来て十分な睡眠がとりやすいのです。
つまり、睡眠を取る時には「副交感神経」が働いているのが理想的なわけですね。
ところが、体温が高いと、副交感神経よりも「交感神経」の方が活発になってしまいます。
結果的に、休息を取る身体の状態とは真逆の「活動に適した状態」となり、安眠の妨げとなります。
ですから、就寝前に体温を上昇させるような行動をとることはあまり好ましくないのです。
たとえば、熱い風呂に入ったり、過度の運動を行ったりすると体温上昇が大きくなり、交感神経優位となりやすいと言えます。
また、汗をたくさんかくような熱い食べ物や、トウガラシのような刺激物は体温上昇が起きやすいので避けましょう。
もう一つが「生活リズム」についてです。
これは、多くの方が体験されている「不規則な生活」と呼ばれるものです。
基本的に規則正しい生活を送っていればあまり問題はないのですが、就寝時間が日によって異なると、眠りに入るのが難しくなる傾向があるわけですね。
一般的なサイクルだと、夜に寝て朝に起きるというのが基本ですが、職業によっては逆になってしまうこともあります。
また、シフトが安定していない仕事だと生活リズムも不安定になりますので、馬鹿にできない原因と言えます。
よって、ストレスの軽減と共に、就寝直前の行動や生活リズムを安定させることが、症状の改善に繋がるんですね。
生活リズムは人によって困難な場合もあると思いますが、体温については比較的カンタンに実践できますので、試して見てください。
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