スポンサードリンク
不眠症の生理学的原因には、どんなものがあるの？
不眠症の「生理学的原因」についてご説明します。
・・・とは言っても「生理学的原因」という言葉自体聞き慣れないという方も多いかと思われますので、まずはそこからお話を進めていきましょう。
不眠症の「生理学的原因」とは？
生理学的原因とは、時差ボケ、体内時計の狂い、昼夜逆転、徹夜、寝室の温度・湿度変化などのような「環境変化」による不眠原因のことをあらわします。
生理学的原因は、不眠症の原因としては比較的解決しやすい部類に入りますので、原因と対処法をしっかりと理解しておくことが大切です。
不眠症の生理学的原因は、「環境変化」によって起きることが多いので、逆に言えばグッスリ眠れる環境作りを行うことで、改善されることも多いのです。
不眠症の生理学的原因は不規則な生活にある？
不眠症の生理学的原因としては、時差ボケ、体内時計の狂い、昼夜逆転、徹夜などがあり、それらに共通することとして「不規則な生活」が挙げられます。
現代人は、昔に比べると利便性が高まったこともあって、趣味などに没頭して徹夜することも特に珍しくありません。
そのため、昼夜逆転の生活となっている方も急増しているのです。
もちろん、趣味で徹夜したりすることは自己責任の範囲のことなので、特に問題のある行動ではありません。
ところが、その結果、夜が眠れないという習慣がついてしまうと、体内時計が狂うことで昼間ボ〜ッとしたり、それが元で精神的ストレスに発展する可能性もあるのです。
ですので、対処法としては生活リズムを整えること、別の言い方をすると「生活習慣の見直し」が必要になってくるわけです。
ただし、いきなり生活習慣を改めるのは困難を伴いますし、場合によっては苦痛を感じてしまうこともあるでしょう。
まずは、自分ができる範囲から生活習慣を変え、体内時計を徐々に戻していくようにしましょう。
具体的な方法としては、夜勤や徹夜をした場合には、なるべく太陽の光を浴びないようにします。
それから部屋の中を「遮光カーテン」でできるだけ暗くして、「今は夜なんだ」と脳をだますようなことで睡眠を助けることが出来ます。
最初は、ちょっと頭がボ〜ッとしたりますが、少しの間、そのようなことを繰り返すと「体内時計」がリセットされ、夜勤明けや徹夜明けでも睡眠をとる事ができるようになります。
あと、時差ボケの場合は、体内時計が時差調節を行うのに約1〜2時間かかると言われています。
ですから、海外旅行の東行きのフライトの場合は、出発の1週間ほど前から「早寝・早起き」を、西行きのフライトの場合は「遅寝・遅起き」を心がけます。
このように現地時間に近いリズムを身体に作ることで、時差ボケの症状を軽くすることができるのです。ぜひお試しください。
スポンサードリンク
スポンサードリンク